

最近になって急にスポーツの業界の問題が露呈しています。マスコミも色々取り上げているようです。
アジア大会でのバスケットの選手の日本では「軽率な行為」とされる、国によっては非合法の行為が起きたと思ったら、アジア大会の種目である体操でも問題が提起されました。
アマレス、アメフト、ボクシング、体操に関して共通しているのは「管理団体の問題」ですので潔く改革出来ればよいのですが、今の日本社会では難しそうですね。今までは「もう少し大人になって」とか「自分だけじゃ無い、応援してくれている周りの事も考えて」とか、耳障りのいい言葉で、上手く体制に従わせて、皆んなが美味しい思いができている体制が出来上がってきたんでしょうね。
「赤信号、皆んなで渡れば、怖く無い」感じの日本社会で、
「そうだ!赤でも皆んなで渡るしか無いんだ!行くぞ!おぉ!」
という行為しか選択肢が無く、その行為が尊ばれた日本社会から
「そうか!そうやって赤信号を渡っていれば、赤でも渡れるんだぁ〜すげぇ!」
と小賢しいモノの方が、利を得る日本社会に、いつしか変わりはてた。
それを現しているのが、「バスケ選手の軽率な行為」
「皆んなやってんじゃん!」という判断が、あのバスケ選手達の行為でしたし、今でも「日本代表の服は不味かったな、チェッ!」って思ってますょ。(否定している訳ではありませんょ、判断が残念な人そうなので、悪い意味で無く、そうかなと)
しかしながら、ルールは守るもの「赤信号」は「止まれ」です。
いよいよ、「おいおい、信号は赤だぞ!、止まれよ!」って言う人の声を拾っていくように、日本社会の一部がなってきたモノだから大変です。今まで体制に従うためにルールを破って来た人には、それを自己正当化するバイヤスが発生していますから、小賢しいの能力を今度は隠蔽に使いますよね。
チャンピオンが誰か?「政治の世界」では、あまりに複雑で解らないのですが、「チャンピオン」がタイムとかスコアという数字で表される、競技の世界では「チャンピオン」が解りやすい訳です。そして、それを管理する管理団体の思惑は実に解りやすい。
問題を発覚させない行為、発覚後の隠蔽工作なのか、
問題提議の行為、発覚後の改革をしようとする行為なのか?
日本社会の変化は、こういった解りやすいところから始まっていくのでしょうかね?「この政府では国民も大変だぁ」という我が身ですから。
松岡修造氏によると「頑張った人は、皆んなチャンピオンだ!」そうです。こういった価値観の違う真のメッセージは最強です。