

沖縄の沖縄県知事選挙
9月30日投開票の沖縄県知事選は「他県のこと」では済まない選挙である
若者に基地問題について聞くと「基地はあってもなくてもいい」という無関心な答えがほとんどで、ほぼ全員が「どうせ自分たちには何もできない」と考えていました。
若者に関心の高い経済政策においては、佐喜眞淳さんが当選すれば国からいただく交付金に依存しながら経済振興を図ることになり、玉城デニーさんが当選すれば観光などに力を入れて沖縄の自立した経済を目指すことになります。簡単に言うと、親からお小遣いをもらいながらバイトをするか、完全に自分で働いたお金で自立して生きていくのかを問われている選挙だと言えます。長期的に考えれば自分で働いて稼いだ方が経済は安定しますが、自分で働いて稼ぐのは大変なことなので、親からもらえるお小遣いでぬくぬく暮らしたいと考える人は意外とたくさんいるのです。(Harbor Business Onlineより引用)
沖縄知事選は反差別の理不尽と戦う「日本解体闘争」である
今回の沖縄知事の選挙では、与党の方々は来年の参議院選挙もあって各党、地方の知事選挙という軽い感じではなく、どうしても勝ちたい選挙のようです。
私が注目しているのは、この選挙で玉城デニーさんが当選した場合、交付金に頼ることなく「沖縄の自立した経済を目指す」というパターンになっていくであろうことです。
先日沖縄に出向き、候補の政策を聞いてきました。そこで感じた事は、「本土の人間が望んでいる事を沖縄は出来るポジションにあり、やり方次第では比較的早期に出来るであろう」ということです。中国の中の香港であったり、マレーシアの近くのシンガポールであったり(これは国家が違いますが)、本土や近隣の国に合わせる事なく、半独立した感じで成長しちゃえば良い訳です。
沖縄は「アジアへ進出する」、位置的にもいい感じですし、島文化からの協力姿勢、本土の若者とは異なる考え方などが、これからの社会作りに適していて、沖縄はアジア経済を狙える感じがします。
これからアジアを狙いたい人達や企業が日本本土を含む世界中から沖縄に移住、移転して拠点を持てば、沖縄県の税収は上がりますので、沖縄県独自でのベーシックインカムや教育の無償化、今よりも充実した社会保障制度の実施も実現可能だと思います。子供の貧困問題、シングルマザーの働き方改革、LGBTの問題など、本土の政治では難航している事もできちゃいそうです。
経済面や社会保障面で伸び代のある場所で誰がなっても知事の手腕は期待されるでしょうね。
これは沖縄の若者達にはビックチャンスになるかもしれないですょ。しっかり投票して下さい。
私自身は以前、沖縄に住んで観光事業を行っていた事もあります。当時とはインフラもネット環境も整備され、久しぶりに訪れた沖縄はいろいろな可能性を秘めた魅力的な場所という印象でした。