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お金での支配は無理のようですね。:モルディブ大統領選で野党候補が勝利宣言

やはり、モルディブでも失敗みたいですよぉ?

先日、マレーシアのマハティール首相が(8月21日)、訪問先の北京で、中国と共同で進めてきた220億ドルのインフラプロジェクトを中止する方針を正式に表明されたようです。このことからも、中国の一つ覚えのようなやり方の「一帯一路」、新興国に大規模融資と大型インフラプロジェクトを提案して、戦略的価値の高い合意をまとめるようなやり方はダメなんだと思うのです。

日本経済新聞

日本経済新聞

大統領選はソリ氏とヤミーン氏の一騎打ちだった。選挙管理委員会は確報値を公表していないが、複数の地元メディアの集計によると、ソリ氏の得票率は58%程度に達し、ヤミーン氏の約42%を上回った。ソリ氏は現地時間24日午前0時半(日本時間同日午前4時半)ごろ、自身の選挙事務所で「幸せの瞬間、希望の瞬間、歴史的な瞬間が訪れた」と勝利宣言した。 ヤミーン氏は2013年の就任以降、中国から多額の投融資を受け、橋梁や住宅を建設するなど、経済・安全保障面で中国への依存度を高めていた。再選すれば、地政学的な要衝であるモルディブの対中接近が一段と進み、インド洋を自国の影響圏とみなすインドを刺激するとみられていた。(日本経済新聞9/24)

巨額のお金をかけようとして、「ヤッパリやめる」とか、お金をかけてきたのに、「選挙で反対されて、負けました」、という訳でで無理です。悪しからず。

生真面目な日本人だと、「なんだとぉぉぉ!」と怒り心頭に発する訳です。しかし、中国人は、そんな事、日常茶飯事でやってきた人たちです。中国人はきっと「あっそ、じゃぁ、次の国に更に美味しい餌をぶら下げましょう」とポジティブシンキングな人達だと感じでしまうのは、私だけでしょうか?

不幸な事に中国は、もしかすると、こういった「お金で釣るようなやり方は、無理だ」という事に、いまだに、気がついていないかもしれません。

 

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