

メンタルはコントロールすべし:メンタル弱くする方が難しいかもね?
メンタル、良く使いますし、良く聞きます。特にアスリートなどの試合の時に、「あの選手はメンタルが強い」とかいった具合ですね。メンタルとは、精神的に、心理的に、と言う意味で、アスリートに限らず毎日の生活で重要なファクターだと思うんです。
常にメンタルが強い人?
わたしはメンタルは強く無い方だと思います。しかし、ある場面では強靭なメンタルになる事があります。それがわかって来るとコントロール出来るようになります。海外で働いている時に、外人さんにコツを教わりました。メンタルを強くするトレーニングというよりは、コントロールする訳です。
例えば、メンタルの弱い人の特徴は、1:頭が良い。2:真面目で努力家、3:完璧主義、4:内向的というデータがあります。と言う事は、メンタルの強い人は、頭が悪く、不真面目で、適当なひょうきん族という事になるのですが、年がら年中そんな人は、いくらなんでもいないでしょう。
ホテルチェーンのオーナー、不動産会社のオーナー、建設業のオーナー、スーパーチェーン店のオーナー、政治家さん達は直ぐに掛けをします。良く付き合わされたのですが、殆ど、無理やりです。なにせクルーザーに乗って掛けをしてるので、掛け無いと、「泳ぐか?」とか、今だったらパワハラです。
外人に教わった4つの守りメンタルをコントロールせよ!
掛け金は、その場の酒代と同額くらいですので、1000ドル位ですが、1「損失回避」のメンタルが働くので、掛けたく無い訳です。実際この人達に連れて来てもらっているので、負けても損は無いのですが、2「保有効果」という「もったい無いお化け」が出てしまう様です。大抵の場合、私たちはすでに手にしているものを、3「実際よりも約2倍は高い価値で見積もる」といわれているそうです。無料でクルーザーで寝泊まりして食べ放題、飲み放題なので、4「せっかくだから一銭たりとも払いたく無い」ってなっちゃうんです。
1「損失回避の法則」2「保有効果」3「サンクコスト」4「確証バイアス」。これらの力によって、「今のままでもいいか……」と、結局は自分を何も変えようとはしない。まぁ〜そこそこやっているので、今のままの自分、今のままの生活。と最初はなっていました。
しかし、このおっさん達に色々連れて行かれている内に、この人達は、「この辺りでそこそこやっている英語の喋れる若い日本人から、必要な情報や、アイデアを、取り入れて自分のビジネスに生かしている」と言う事実を、2年たった時に知る訳です。掛けに負けた事は一度もありません。逆に勝たせていただいてましたが、情報提供料としては安価でした。
3年目からは、「代金は自分も払う、コンサルタント料金はキチンと下さい」と言って自らポジションを取りに行きました。そうすると、「クライアントを紹介するから、私達とは今まで通りでね」という一枚上手の返事でしたが、自分もある程度のリスク(4つの守りのメンタルをコントロール)をとってポジションを取りにいった事で、身にあまるクライアントさんが紹介され、すごく感謝でした。
私は友でない者に興味がない
「Oh my friend, friend!」合えば必ずこう呼びかけられました。その後「よいか、友は、お前にお金を持ってくる。(利益をもたらす)それ以外の者は、友ではない。」「私は、友は大切にするが、友でない者に興味がない」まぁ良く聞いた言葉です。「自分の利益(経済的利益、精神的利益)とならない人の言う事は気するな、興味も持つな」という事です。友の見極め、友となるには、頭の良さ、真面目さ、完璧さ、などは必要ですが、友との付き合いには、そこまで必要ないと思うのです。
4つの守りメンタルコントロールと、友の見極め、友ではない者の言動は興味がない、このおっさん達のメンタルはある意味、最強だったのでしょう。