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「高齢者限定免許」自動ブレーキ車のみ:カーシェアリングも検討?

高齢者の事故が年々増えています。交通マナーの最悪な高齢者はさておき、うっかりミスでの重大事故や高速道路の逆走は対策が必要だと思います。地方に行くと、主な移動は自家用車がほとんどで、おそらく、高齢者の方々も、ご自身の運転技術の老化に気づいているはずです。しかし高齢者特有の自己正当化で自分で運転してしまうのでしょう。

 

 

限定免許の対象となるのは、事故を起こすリスクのある高齢者となる見通しだが、導入時期やどのようにリスクの度合いを測るかは未定という。限定免許の対象となる車両については、自動ブレーキ機能が付いた車として経済産業省が普及啓発を進める「安全運転サポート車」を想定している。

75歳以上の運転免許の保有者数は06年には258万人だったが、16年は513万人と約2倍になった。警察庁の推計では21年には613万人になる見通し。

 

 

安全運転サポート車はデフォルトでしょ

道路の脇に大破した軽自動車とその脇で「うな垂れるように座り込む老人」の姿を、渋滞する国道の先で見る事があります。自分はまだ大丈夫だという「身勝手で間違った判断」が「道端でうな垂れる」ような結果をまねいてしまう訳です。

 

 

私の数少ない会社勤めの経験の中で、上司から、「安全が金で買えるならば、惜しまず買え」という指導があったおかげで、海外生活での住まい選び、国内でのクルマ選びなどは、私的には安全重視でなのです。そういう意味では、ちゃんと考えている方は、若者達でも高齢者でも「安全運転サポート車」を選んでいらっしゃると思うんです。

 

 

カーシェリングを使えば良いのでは?

今回政府は、第4次安倍改造内閣の発足に伴い、AI=人工知能などを生かした「第4次産業革命」の一つとして「移動弱者」とも呼ばれる、過疎地域などの高齢者への対応として、高齢者支援を念頭に、自動ブレーキなど運転操作を支援する機能のついた自動車に限定した、新たな免許の創設を検討するようです。早急に検討して、敏速に実施してもらいたいと思うのですが、

 

 

いざ、高齢者がこの免許で車を運転しようとした場合、新たに安全運転サポート車の購入又はリースあるいはシェアリングをしなければならない訳です。それならば、地域の行政サービス、地域の交通機関やデイサービスなどの中に、高齢者カーシェアリングなどを取り入れたシステムを作る方が、良いと思うんです。Uber、配車システム、GPS、AI、などで管理してしまった方が良いんじゃないかなぁ?

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