

40過ぎのヒラ社員、現在お勤めの会社で、働いている目的が「給料」「早く終わって帰宅出来る」という回答が上位にあり、「特にない」「貯蓄」などがそれに続いている。これって、結局のところ、未だ本格的には動いていない、お金もらって要領よく準備している最中というコトなのかな?
役職でない会社員の方は、役職の会社員の方に比べて、サラリーは少ないですが、その分、「自由になる時間が多い」ことや「役付きである責任が無い」訳ですから、働いてソコソコの給料を貰いながら自分のやりたいコトを要領よくやっているのでしたら、ある意味成功していると思うんです。
ヒラで現状を生き抜けるか?
問題は、この状況を、定年退職まで継続出来るか? なんせ人生80年、100年の時代です、定年退職後のも気になる訳ですが、それまでの安定収入はもっと大事です。しかし、FPの私的には「たとえ役職でも安心は出来ないので、厳しいのではないでしょうか?」と言う感じです。という事は→リストラ? の心配がある訳です。アベノミクスで大丈夫かといえば、我々庶民には、景気回復の実感がそこまで無いので、事業縮小やリストラは皆さん心配な訳です。
「リストラになった場合」や「転勤で減給になった場合」ヤバいケースは、会社の仕事をサクッと終わらせて、時間がある分、会社で得た収入をガンガン消費にまわしちゃっているケースです。
収入を得る方法は、なんでも良いのですが、得た収入の一部を自己投資にまわしていらっしゃる場合、例えば、趣味の習い事(ダイビングなど)、本を読む、釣り、旅行、温泉めぐり、全国ラーメン屋めぐり、など、または「複業」や「投資」は、将来一発逆転の換金が出来る訳ですが、単なる消費、貯金、100円均一の商品みたいな物のコレクター、高級車でない車の改造や頻繁な買い替え、高級時計でない時計のコレクター、などにまわしている場合は要注意です。
働き方よりキャッシュフロー的意識
40代でヒラの正社員ということは、将来性の無い会社にお勤めなのでしょうか。でしたら、40代で将来性の無い会社の役職に付いていられる方よりは有利な状態なのです。将来性のある会社は、意識の低い方は雇わないし、人材育成に「時間とお金」を使っています(企業の自己投資)。よって、スペシャリスト社員はいても、ヒラの正社員という認識がないです。
将来性の無い会社に勤務されている場合やフリーランスで働く場合は。給料(収入)の一部を一旦投資(自己投資、副業を含む)にまわして、そこからの利益を、積み立て投資のようなもので管理していく方が、もしもの状況に対応出来ますよね。
働き方は千差万別
私は子供が出来た事もあり、海外での事業を切り上げ、一旦家族で帰国しました。その後は、夫婦で子育て中心の、フリーランスで働いています。会社に属する、副業(兼業)、フリーランス、複業と、いろいろな働き方のパターンがあります。海外で働く友人は、自分にあったパターンで働いている方が多いので、私達も自然とそんな感じです。ちなみに、私は、日本ではかなりヤバい?「将来性は未だ良く分からない、家族でやってる会社のフリーランス役員でぇす」