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沖縄、辺野古への土砂投入:普天間返還合意から22年

本日、普天米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部で土砂投入が始まったようです。沖縄の基地問題は先日の沖縄知事選挙で、沖縄県民の民意は、「移転反対となった」と思っていましたが、日本政府は、移転方針を変えないのですね。本当に政治の世界は難しいという事でしょうか?

一般の人が理解している「日本は民主主義国家」という考えでは、前回の沖縄知事選挙で、反対派の元自由党幹事長玉城デニー衆議院議員が圧倒的多数で当選した事で、日本政府は沖縄県民の民意を取り入れて、調整に入ると多くの日本国民が思った訳です。確かに、基地移転に関して国民投票や県民投票を行った訳ではないので、何とも言えないのも事実ですが、多くの人は、そんなに複雑に考えず、素直に「基地移転は調整だろうな」と思ったと思うんです。

しかし、政治というのは、もっと複雑怪奇で、「沖縄知事選挙で移転反対派の勝利などは、沖縄県民の民意とは、全く関係ない」的な感じで、普通に当たり前に「基地は移転です」となるのですね。誰も選挙に行かなくなっちゃったりしそうです。私は、基地問題は正直よくわからないので、「移転すべき」のか?「移転すべきでない」のか? には触れる事は出来ません。ただ、「選挙で選ばれた人の意見は多くの人の意思」であって、今の日本が、その「多くの人の意思をないがしろにする体制」だとしたら、悲しいですよね。

もう一つ、沖縄の海は、世界中で3本の指に入る海です。その海をこれ以上、人間の都合で、亡くなさないで欲しいと思うんです。キレイな海は本当に大事だと思うんです。

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