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ロスジェネ世代のセルフブランディング:上司の質に期待だね

2018年、この年が副業元年と言われるであろうとされていますが、多くの企業は社員の副業解禁には難色をしましています。そんな中、会社の担い手である世代とも言えるロスジェネ世代(36才〜48才)が意識しているのは、セルフブランディングだと言う。ロスジェネ世代の方達は、自分達の世代が、期待されている世代である認識もあるらしいのだが、一世代前の「自分を売り込む」売り込み重視のマーケティング型の世代がどう反応するのだろうか?

一世代前が売り込み重視のマーケティング型になったのには、その理由がある訳ですよね。同じように、一世代前のPDACサイクルをよしとしている世代もPDACサイクルを良しとする理由がある訳です。しかし、企業の担い手である次世代のロスジェネ世代が売り込み重視のマーケティングを意識するのではなく、ブランディングを意識しているのであれば、一世代前の世代は、「我々世代はマーケティングで充分よ」という訳にはいかないと思うんです。セルフブランディングであり、OODAループであり、副業推奨であり、フリーランスである訳です。

速やかに次世代につなげるか?

今までの日本は、こう行った世代間のギャップに上手く対応出来なかったので、今回も同様に、ロスジェネ世代はいばらの道を行くが如くとなると思うんです。日本人の多くは、どうしても人の目を気にしてしまい、何処かで必ず人と比べていると思っています。更に、比べた相手が上手くいくと「面白くない」んです。徒党を組むのも好きですから、みんなで寄ってたかって、上手く行っている人を叩くんです。「なんで、いい加減なあの人だけが上手くいって、私達は上手くいかないのょ」とか、もはや悪の化身と化す訳です。

セルフブランディングを意識していると言うことは、PDACサイクルに向いていない方面へ多様化する事は避けられず、OODAループを取り入れた多様化の先には、副業的な、フリーランス的な事が待っていると思うんです。頑なに社員の副業を認めない方針の会社と、副業を積極的に認めていく会社との間に、ハッキリとした差が生じてしまうと考えています。

準備は出来ている

私は、充分に能力のある方が、企業の雇用条件によって、働けずにいるのは、双方にとってメリットがない状態だと思っています。雇用する企業側がマーケティング的な発想からブランディング的な発想へとアップデートする事で、企業にとって、優秀な人材の雇用が可能だと思うんです。既に整っている、新たな投資投資を必要としないインフラを利用し、企業の制度を変える事で実現可能なモノだからです。ロスジェネ世代は既に自己PR、広告宣伝、マーケティングなどよりもセルフブランディングを意識しています。一世代上、2世代上の方々がどう動くか?  来年が楽しみですねー。

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