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シェアリングエコノミー:良い空間を共有したいですネェ

2108年も今ひとつ景気がよくなっていない感じで終わりそう。2019年は景気が目に見えて、みんなが感じるように回復するか? 若干不安があるというのが実情です。だったらこの際、個人で所有するという考え方を止めて数名でシェアするという考え方が有効だと思うんです。実際にホンダジェットを数名で購入している人たちもいる訳ですから、別荘、クルーザー、などの余暇を楽しむモノから、オフィスやラボなどの仕事に関するモノもシェリングするといいと思うんです。

気持ち良い空間をシェアする

どうせシェアするのならば、「一般的に快適な」ではなくて「自分にとって気持ちが良い」モノにするといいと思っています。私は特に自分にとって気持ち良い「空間」で、気持ちの良い「時間」をシェアをすることが大切だと感じています。仕事でいつも無機質的な空間で、好きでもない事を行い時間を費やしている場合、癒しの空間で、癒しの時間を過ごす事で心のバランスをとっている訳です。高い家賃を払って自宅を購入または賃貸していたり、高級車を購入していたり、短い休みで旅行したりしている方が多いわけです。この状況では、働いている人の不満が多い、となると、働き手の能力を100%は活かせない。

事務や製造などの事務処理、生産作業などの能力の高い人が安定した収入を保証されるようになり、中間管理職として優れた管理能力を持った人を企業は求めるようになる。管理能力を持った人は企業が求めている人数に満たないので、企業は管理能力の高い人を育成しようとしたが失敗。その結果、管理される能力の高い人が恩恵を受けるようになってしまった。この状況には無理があるのは当然で、内部告発する人や中途退職する人が続出する。管理能力のある人や、クリエイティブな人は世に溢れ、管理される能力が高い人達は管理能力の低い人の元で管理され、クリエイティブな人達は独立したりフリーランスとして働くようになる。「働き方改革」は、企業の経営陣がプライドを捨てて、クリエイティブな人材を確保して最新の管理システムを取り入れる必要があると思っています。

求められる人材

管理能力が高い人、創造的でクリエイディブな人は快適な空間での仕事を好むようです。経営者やクリエイティブな職種の方に、リゾートで仕事している人、洗練された都市空間で仕事をしている人などが多いのは納得です。しかし、よっぽど大成功している人でなければ、都心のタワーマンションの上層階にオフィスを設けたり、リゾート地に別荘を購入したりは出来ませんよね? そこでシェアオフィスやリゾート地にシェアで別荘をレンタルするなどの方法が注目されると思うんです。

田舎のシェアハウスで仕事をする。リゾートのシェアハウスで仕事をする。都市のコワーキングスペースやシェアオフィスで仕事をすることが増えてくる訳です。事務所の中で色々と考えるよりも、高原や海辺のカフェのテラスで考え事をした方が気持ちが良い訳です。企業は効率的な作業を求める訳ではなくデザインされた実施可能なアイデアを求める訳ですから、この方が効率的ではないでしょうか?

来年は、企業に属しながらクリエイティブで実施可能な仕事をデザインして行うこと、副業として既存の仕事をこなすこと、フリーランスで働くことで気持ちよく働こうとする動きが活発になり、快適な空間で働こうとする人や、企業が増えると思うんです。

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