

つい先日まで、「独立に有利な資格」とか「転職に有利な資格」などのタイトルが取り沙汰されてとりざたされていました。今は副業に資格が必要みたいな感じになっていますが、資格はむしろ副業よりも本業の方に必要だと思っています。それは、本業でソコソコの実績をあげている方ならまだしも、本業で成果が出ていないので、副業の為に資格を取ろうというのは早計なのではないかと思うんです。
誤解して欲しくないので説明します。本業とは、今のお仕事が自分自身のやりたいお仕事なので、おのずと本業としてチョイスしていると思っています。ですから、自分自身のやりたいお仕事のために、必要であれば、学校に通ったり、セミナーに通ったり、資格を取ったりするのはとても良い事で、より良い結果が出ると思うんです。

副業は所詮は本業をより良くするため、本業がより楽しく出来るためにするのモノで、副業に重きをおく必要なんて無いと思っています。「本業で十分満足しているが、空いた時間で新しいモノへ挑戦してみようかな」という方もいらっしゃると思うので、「いかなる場合も副業の為に資格取得は必要ない」とは思っていません。
ただ、今の風潮が、副業斡旋してます的なので、それに影響されて、「副業しなきゃ」的な雰囲気になり、「何も出来ないから先ずは簡単そうな資格とってみよう」というのはどうかと思うんです。またまた日本特有の同調圧力だと感じてしまうのです。「みなさん副業するなら資格を取られていますが、いかがなさいます?」と言った感じの状況ではないでしょうか?
まずは、自分のやりたいお仕事である本業に重きを置いて「何らかの成果が出るようにやってみる」そのために必要なのであれば資格を取ればいい訳です。ただし、今のお仕事は副業で、これから本業をやっていくのに必要な資格を取るというのは凄く良い事だと思っています。それにしても、あくまで副業なのに、必要な資格って? その資格を提供する側も、提供される側も、幸せなのでしょうか?