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男女平等、格差社会が良くならない理由

男女平等とか、男女雇用機会均等法などを日本人が意識してから、もうかなりの時間が経っています。しかし、一向に目に見えて改善されたという認識は日本人の誰もが思っていないと思っています。

そして、これからも、改善はされないような気がしませんか? そもそも、「男女平等、男女の雇用機会が均等となった方が世の中良くなるんじゃない?」と思っている人が「日本には少な過ぎ」だと思うんです。そもそも男性だけ働くのと、男性も女性も働くのでは労働力が違うし、当然、世帯当たりの収入が違い、結果的に世帯当たりの支出も違う訳ですから、景気だって違うに決まってます。

そんな解りきった切った事なのに、一向に共働き世帯が増えないのは、「男尊女卑」の方が男性だけで無く女性にも沢山いるからだと思っています。拝金主義で男尊女卑の国民性だから男女平等が進まないと思うんです。では、「なぜ未だに男尊女卑思考なのか?」それは、「おじちゃん、おばあちゃん世代の人が男尊女卑だから」だと思っています。おじちゃん、おばあちゃんが男尊女卑で苦労して生きて来たので、次世代にも男尊女卑のしつけをして、「自分達と同じように苦労しなければならない」と思っているからです。

先ずは、育児問題、育児に伴う夫婦の働き方改革をシルバー世代が訴えなくては政治は動かない

本当は「働かなくてもお金が入って来る」ならばそれが理想な筈です。金利が年利3%の時代は、働いて500万円を貯めて貯金すれば1年で15万円も「働かなくてもお金が入って来た」のですが、今は違います。なのに「苦労しなければならない」と苦労する事を推奨するのは、思考が止まっているからです。もっとどうやったら「働かなくてもお金が入ってくるだろうか?」という事を「人を騙して…人様に迷惑をかけて…」という短絡的なことでは無く、まともに考えなければならないと思うんです。きっと共働きでお金を貯める事が効率が良いと気付く筈です。そのためには、男女が平等に働ける環境と、子育てしやすい社会制度の整備、子育て家庭への減税制度の充実が必要となります。

お金は苦労して稼がなければならない論を言っているとドンドン貧困に苦しむ人が増えていくんです。そして格差社会となって来たんです。お金を稼ぐには「自分の才能にレバレッジをかけて努力する」事だと思っています。「好きこそ物の上手なれ」で稼ぐ事も出来るのですから、もっと積極的に「働かなくても入ってくるお金」と「働いて入ってくるお金」のバランスを考えて、働き方を考え、行動する事が必要だと思うんです。

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