

最近になって急にコンビニオーナーの「悲鳴」にも近い記事を見かけます。暮らしの中でコンビニは定着していて、特に治安が驚くほど良い日本ならではの24時間営業は、夜中外を歩く事が危険を伴う海外と違って便利なのかもしれません。しかし、そうは言っても、全国どこのコンビニでも24時間営業であるべき必要があるのでしょうか? コンビニは24時間営業が基本となっているのには前から違和感があるのです。
昔、黄色と黒は勇気の印、24時間戦えますか?ジャパニーズビジネスマン!というCMがありました。(疲れた時は飲んでましたけど…)その時は「24時間戦えますか?」って「物理的に無理」「24時間戦う気、無いです」って言うと、「そんな事だからあなたはね…」と非難、批判されたのですが、その時も同じような違和感があり、「なんだかなぁ〜」って感じだったのです。もしも「24時間働けば儲かる」と思って、始めたのであれば、儲からなければやめればいいと思うんです。コンビニに限らず、どのお店、どの会社でも収支が合わないのであればやめるでしょうし、私自身も赤字でお店を閉めた経験もあり、それはそれはキツイかったです。
でも、24時間営業を見直せば、営業が継続できるのであれば、それは、キチンと話し合って、一番良い選択が出来るようになれば良いと思うんです。沖縄問題と同じで、強い権力を持っている方が、立場の弱い方の意見を聞く事は大切な事だと思っています。先ずは、話を聞いた上で、共存共栄出来る方針を立てるのか? それとも収束に向かうのか? を決めることが、当たり前にならないものでしょうか? 特に、コンビニは、その地域での暮らしに欠かせないモノなのだから、その地域の行政が相談にのれる仕組みを作って、フランチャイズ関連の法律の整備を行い、本部もオーナーもお互いにメリットがあるような事を政治家の誰かが行った方がいいと思うんです。
ペットの需要が増えたこともきっかけとなって、動物と人間、生き物に対しての考え方も時代と共に変化したことで、獣医さんという職業の方が必要となり、特区ができて学校が建ち、生き物に対してのアップデートがなされたのならば、これだけ日本人の暮らしを快適にしているコンビニも、フランチャイズに関する法律の整備、地域行政とコンビニのコラボなど時代にあったコンビニのアップデートが必要だと思っています。