

限界集落に、フリーランスで働く若者が動いている?
高齢化率が高い全国の限界集落に、いま大勢の若者が訪れているようです。
このままでは、限界集落が消滅する。かなり前から問題になっていましたが、現地行政の準備不足や現地住民の不安、「見ず知らずの人に売ったり貸したりすることに不安を感じている」そんな意見もあって中々上手くいっていなかったようです。
時代の流れは加速していき、空家率が30〜40%ともなれば「見ず知らずの人に売ったり貸したりすることに不安を感じている」と言った事も話も少なくなり、地方の司法書士協会なども、行政と組んで空き家対策行って、IターンやUターン受け入れ環境が整って来ています。
移り住もうかな? と考える都会に住む若者達も、満員電車、終電で帰る日々に疲れ果てている人、都会にあるであろうチャンスの為に、バイトしながら好きな事をしてネットカフェ暮らしには、いよいよ限界を感じている人、そんな若者が都会に増え、田舎暮らしもいいかなぁと思っている。
次のステップは、集落に新しいコミュニティーを作っていく訳ですから、行政がその土壌を作って行かなければなりません。(以前取材した村では村と社団法人が協力して行っていました)
具体的には、移住希望者は移住先で自分のやりたい事をやっていく訳ですから、それを実現していく為の、移住者同士(若者達)のコミュニティーが必要で、行政はオブザーバーとして移住者のコミュニティーを支援できなければなりません。
特にフリーランスやクリエイターとしてで働きたい方やノマドワーカーにとって、これから限界集落への移住は惹かれる事だと思います。しかし、このタイプの方達には、ITに精通したコミュニティーが必要です。
これからフリーランスで働く人は年々増加していくので、限界集落の行政はその事を視野に入れて準備を行っている事でしょう。 フリーランスで働く人達が、限界集落へ動いています。
新しい移住者のコミュニティーと、現地の昔からのコミュニティーとのコラボ事業を成功させて、集落の収益や知名度が上がれば三方良しとなる訳です。
ITに精通したコミュニティーがカギとなるかもしれませんね。