

え?なんで副業を認めないの?:副業・4分の3が認めない
副業的にできるお仕事はかなりある訳で、ビジネスチャンスを認めないのかが良くわからないですよね。
企業の採用基準は年々アップデートされているはず。
お勤めの皆さんの「半数は副業したい派」、しかし4分の3の企業は副業禁止。
政府が推進する会社員の副業や兼業について、4分の3以上の企業で認める予定がないことが、厚生労働省所管の独立行政法人、労働政策研究・研修機構の調査で明らかになった。認めない企業の82.7%が「過重労働で本業に支障を来す」と答えた。企業の抵抗感が依然として根強い様子がうかがわれる。(JIJI.comより)
企業で働く皆さんの副業可への壁は以外に高かったようです。
厚生労働省のモデル就業規則にも「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」と記載されている。モデル就業規則の規定は多くの会社の実態にのっとったもので、なぜ会社は就業時間以外の副業を禁止しているのか。主な理由は本業に支障をきたしたり、会社の秘密を競合他社に漏らしたりすることを防ぐためだとされる。さらに、会社に忠節を尽くして働いてほしいという終身雇用下の日本的雇用慣行が背景にあるといわれる。
私の取引先の会社でも、新社屋ではオープンなオフィス環境で、社員の働きやすさをデザイナー、コーディネターが良く考えてデザインされているのですが、毎朝の朝礼、営業形態、稟議制など、組織形態はあまり変わっていなかったりしています。
まだまだ良く聞く話では、新人の数名は「鬱病で通院してます」とか労災が云々とか。過重労働を訴える問題があり、「やりたくない事をやらされている感」で身体を壊してしまっているのか?はたまたパワハラ、セクハラのハラスメント系で本気で病んでいるのか? が不透明になりやすいお国柄なので辛いところでしょう。
本業と副業で過重労働となり身体壊して本業で労災申請って企業としては「迷惑」と考えるか、本業も副業もそれだけ一生懸命にやる人材は「会社として欲しい人材」だと考えるか?
昇進もソコソコ迄で昇給もソコソコ迄、将来を考えて自分のやりたい副業しながら経験値あげて、知名度あげて、いずれは副業を本業に!というプランは無理だとしても、「クビにならない程度に、できる限りサボり、定時で帰り、有給確実に使い切り、自分のやりたい事をやる」という方法もある。
きっと政府は、そういった事を推奨しているのだろう。(個人的な見解です)