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陰陽五行の帝王学:「みんなと一緒だと安心」的な人には難しい?

陰陽五行説っていわゆる書道、茶道とかの「道」につながる昔ながらの考え方、人の道という概念がありました。いがいなところで現代でもこの考え方が使われていて興味深いんです。

ポケモンのタイプで「火」タイプ、「草」タイプ、「水」タイプポケモンなどは「木火土金水」の五行にあてがっていて、相剋、相生もゲームのルールとなっています。

 

もっとも興味深いのは、陰陽五行は、古来中国においては国を治める帝王のための学問として使われており、日本にも513年に国家理論として導入されたと日本書紀に記述があるようです。現代までその技術は脈々と受け継がれてきており、国政のみでなく、会社の経営、個人の人生の運気を改良するための技術として活用されてることです。

陰陽五行と身につけるとは、まずは己を知る事ですが、多様化する現代では、「良い、悪いは別として、自分がどのタイプにどのように反応するかを知る事」なんだと思います。

 

例えば、狩猟民族系 vs 農耕民族系では、緊張に対する反応がかなり違います。猛獣が目の前に現れた場合「美味しそう!」と思うのが狩猟民族系「ヤバいょヤバいょ」とビビるのが農耕民族系、個人のノルマを決めて達成して喜び、達成者を讃えるのは狩猟民族系、自分な好きな事を色々やって、同じ事をやっているもの同士がコミュニティーを作り協力しながら伸びていくのが農耕民族系といったように陰と陽でどちら側なのか?五行ではなんなのか?を知る事で、

これが正解で、これは不正解、という考え方をしなくて良くなる訳です。

因みに生年月日で解る…というのはいささか語弊がある。


帝王学としての陰陽五行では、現代のリーダーを見る事ができる訳で、旧タイプのリーダーと進化系のリーダーが混在している現代の中で、自分はどちらのタイプなのか?を分析すれば、どの業種、どこの国、などを選んで活動できる、「旧タイプなリーダーとしてならやれるが、進化型としては無理」、とか「自分はその逆っぽい」なんて場合もあっていい訳です。

自分に才能があって、その才能を活かせるステージがあって、そのステージで自分らしくやっていく事で、幾つか捨てなければならないのならば、それは潔く捨てて、「その業界で頂点を極めたけど」自分がもっとやりたい事が出来たなら潔く、そのポジションを去り、そして自分のやりたい事をやっていく。

 

帝王学的な考えでは、自分のやりたい事を、自分らしくやっていく事は、捨てること、潔く去ることができなければ成り立た無いのだが、「みんなと一緒が好きな人」「みんなと一緒だと安心な人」である「多くの日本人」は「捨てることが出来ない!」「去れない!」訳です。

歌姫:安室奈美恵さんは沖縄が生んだ島人の「宝」。そこが沖縄だからなれたのか?、ほんとうに魅力的な人ですね。

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