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スマート農業 広く利用できる環境を:若者に更なるチャンス

地方創生事業で、6次産業化のコンサルタントをしていた時に、農業は今後凄く面白くなる業種だ思ったのです。

農業は、殆どが「人の手で行われていたモノ」、「長年の勘を頼りに行われていたモノ」なのです。それってIoTとかの得意分野ですし、収穫された農作物で作るお惣菜やお漬物などは、シルバー世代の大得意とするモノで、メチャクチャ美味しいモノばかりだったりするんです。

ドローン(小型無人飛行機)や水田センサー、除草ロボット、人工知能(AI)などを利用するスマート農業が、研究・開発段階から実用・普及段階に移った。平たん地や大規模経営で導入が進む。経営規模や地域、年齢や性別にかかわらず、幅広く利用できる技術にするため環境整備を急ぐべきだ。(日本農業新聞より)

農水省は来年度、全国50カ所に「スマート実証農場」を設け、大規模な試験を始めるるとの事です。ここには若者世代の力があると無いとでは、スピード感が違います。

地方で新しい農業を、新しい世代の人達が行う場合、今迄の世代と新しい世代とのコミュニティーが上手く行く事で、効率の良い成果が期待出来ます。販売方法を6次産業化を考えて1次加工迄は視野に入れおくと、IoTの設備投資分の費用を効率良く回収出来ると思うのです。

こうした動きに先駆け、稲作実証プロジェクトを展開している。一つは、農機メーカーや農業ベンチャーなど6団体が、稲作の省力化・品質安定に向け、独自に開発した技術を組み合わせた。水田の肥沃(ひよく)度に合わせて田植えと同時に施肥を行い、ドローンと人工衛星で生育を調査。きめ細かい追肥につなげ、収量・品質の安定化を目指す。

協力する若手の農業経営者も「経験の浅い若手でもベテラン並みの働きが見込める。農業の魅力が増し、若い人を農業に呼び寄せることができるのではないか」と評価する。

どこでも、誰でも使える技術となるよう標準化ができれて、新しい販売経路の確保が出来れば、地方で楽しく働くことが出来そうだと思います。後は社会保障制度とか、教育、育児環境、税金の問題などを整備すれば、地方で暮らすのはもの凄く魅力的です。

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