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どうしちゃったのマレーシア?:日本でもLGBTは…

マレーシアは近年、文明的レベルは近代化が進み、教育レベルも上がって来ているようですが、文化的なレベルはかなり偏った考え方の方達が多いようですね。結局は支配的立場の方々の思考が、国際的にアップデートできていない国は、大きな発展はしないと思うのです。良い悪いは別として、世界は多様化しているわけです。

 

日本でも、同じようなことが起こっています。LGBTの方達に関して、日本でもつい最近、政治家の方が、生産性という言葉を使って物議をかもしだしていらっしゃいました。「人は生産性の高い人生を送るために生まれて来た」とか、「人は生産性の高い人生を生きるべきである」的な理屈は神様が考えたとはチョット考えにくいんです。

 

Screenshot of ja.wikipedia.org

マレーシアにおけるLGBTの権利

 

自由化を訴え始めれば、それを規制をする人が出て来る訳ですから、こういった現象は、自由化の方向に進んで行っているため起こっているという事は確かです。改革は、世代、時代というように、時間をかけて変わって行く感じだと思うんです。「三十六計逃げるに如かず」「逃げるは恥だが役に立つ」のように、今は、容認されている地域へ移る事も一つの賢い方法と言えるのではないでしょうか?

形勢が不利になったときは、あれこれ思案するよりも、逃げてしまうのがいちばんよい。転じて、めんどうなことが起こったときには、逃げるのが得策であるということ。

(三十六計逃げるに如かずの意味)

 

Screenshot of www.bbc.com

BBCニュース

 

いま優先して考えることは?

経済が思ように行かない原因の一つとしてジェンダー問題が槍玉にあげられるケースは先進国でもある訳です。これに、LGBTが混合して同じように槍玉にあげられるケースとなるようです。それにしても、格差傾向にある日本社会を改善する→経済成長の恩恵が一部の限られた人しか受けれない状況の改善に、ジェンダー、LGBTを持ち出す前に考えられることがあると思うんです。

 

同じように少子高齢化が進む日本社会の問題の改善に「生産性」だとか「LGBT」を持ち出す前に、若者〜中年の世代が、結婚を考えなくなった原因、子供を作らなくなった原因は、経済的にやり繰り出来ない「不安」が要因なのだから、それに対する経済的対策(働き方改革)、社会保障的対策(育児手当、教育無償化、扶養控除の拡大)、育児環境の改善(待機児童対策、子供の貧困対策)等々持ち出すことは色々あると思うんです。

 

エコノミクス(経済学

◯◯のミクスはエコノミクス→経済学というのが語源的なもので、アメリカのレーガノミクスのマネのようですが、政府や与党議員さんが、ジェンダー、LGBTを持ち出し、生産性を語るということは、◯◯ミクスの一部に、そのような考えがあるのか?と世界が誤解してしまいます。

 

何にしても順番というモノがある訳ですから、経済的に影響がある日本社会のジェンダー問題から派生した女性の貧困、子供の貧困、シングルマザー(ファザー)の貧困問題解決が先決で、「多様化する社会の一つLGBTの容認」に対して、与党議員という立場での否定的な意思表明は、ジェンダー問題から派生する問題の解決が出来る与党の議員として行ってもらわないと、自分達は「政策の実施」「社会問題の具体的解決」などは出来ないけれど、「野党」というお仕事で、言うだけの議員さんと、同じ感じがしちゃうんです。

 

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