

パプアニューギニアでのAPEC:首脳宣言で合意なしで閉幕ってパプアっぽいな
18日迄パプアニューギニアで開催されていた、アジア太平洋経済協力会議、首脳会議でAPECが始まった第1回から25年間で初めて、首脳宣言で合意出来ずに閉幕だったそうです。参加した21カ国や地域の中で米国と中国が対立し合意に達していない状態のまま、議長国のパプアニューギニアが首脳宣言の採択を断念する事態になったのです。
米中通商対立が激化し、APECに影響が及んでいるということ?
原文→「保護主義と対抗する」といった表現に米国が反発。
→中国が「一国主義と対抗する」との文言を盛るよう求めるめ米国が削除を強く要求した。
→米国は中国を念頭に不公正な貿易慣行の撤廃を求める表現を盛り込むよう主張した。
→日本政府関係者は加盟国・地域内の分断をさらけ出す深刻な局面(米中の影響受けている)
→議長国パプアニューギニア→首脳宣言の採択を断念(特に影響を受けていない)
議長国のパプアニューギニア的には、オーストラリアがマヌスに軍事基地を作る事くらいが関係するだけです。米中の通商対立なんてあまり関係ないでしょう。というのもパプアニューギニアは基本的に、部族の住む村単位で完結できる生活を送っている人が多い国、自国完結で全く大丈夫な国な訳です。さらに、親日ではありますが、米国も中国もどちらとも特別好きな訳ではありません。
お金になびかない、というよりも、「お金はもらうが言う事は聞かない」民族ですから、今回のようにAPECが開催され他国のお金が入ってくる事は大歓迎です。でもよその国の揉め事には興味が無いので、APEC開催で十分お金入ってきたし、難しい事はアルゼンチンで開催されるの「G20」で決めれば?…じゃぁこれで…はい、お疲れさん! 的な感じだったのでしょう。忖度なんて一切ない、わかりやすくていいなぁ〜パプアニューギニアは永遠に不滅ですよ。