

リスクを取らずにハイリターンを得る事が可能な社会が、ハイリターンを得るには、誰かがリスクを取らなければならない社会になって、たとえリスクを取ったとしてもハイリターンは100%ではない社会になったとした場合、
- それでも、リスクを取らずにハイリターンが得られるモノを永遠探し続ける
- 自分でない誰か?、何か?、にリスクを取らせてハイリターンが得られる方法を探す
- 自分でリスクを取ってでもハイリターンを得れる方法を探す
- ローリスク、ローリターンを繰り返し、資本を増やしていく方法を探す
といった選択肢があると思うんです。今の日本ではリスクを取らない銀行貯金(普通に銀行へお金を預けておく)をしても、ローリターンすら得られません。よって、かつての郵便貯金のように、預けておくだけでハイリターンになるようなモノが復活してくれる事を、「昔は◯◯だったのだから」と呟きながら、なにやら探っていると、自分でない誰かにリスクを取らせようとする輩に、引っかかってしまいます。
従って、自分でリスクを取ってハイリターンが得られるモノを探す、または、たとえローリターンであってもローリスクなものをコツコツと積んで増やしていく事が健全な方法だと思うんです。
昭和とは明らかに日本の経済が違う訳で、お仕事(収入の方法)の環境も同じように、昭和とはまったく違う訳です。
- リスクを取らずにハイリターンを目指して行けた時と、
- 自らリスクを取ることでリターンを得る事ができる事は明確だが、リスクを取らなくてもある程度のリターンが得れるかもしれない?
とでは、全く違います。前者はノーチョイス、自らリスクを取る必要がない。しかし後者は、選択肢が生まれる訳です。前者は「みんな同じが良い」、後者は「破天荒」な人もあり?、イヤイヤ、かえって「破天荒」くらいが新しい時代を切り開いていく頼もしさがあっていい! って事となってくるわけです。
社員として会社にとって「とても都合のいい人」や「Yesマン」にも限界がある訳です。今は社員にも選択肢がある訳です。内部告発や反乱的な密告なども起こる時代になったので、都合のいい人、Yesマンにリスクを取らせている昭和世代の普通の経営者は、自ら経営者としてリスクを取って行かないと2年〜3年で限界がくるのではないでしょうか?
確かに、一番キツイ環境で大変なのは、普通の昭和世代だと思うんです。だって昭和のおじさん、おばさんは、今まで、明治、大正世代の親に言われた事、一国一城の主、いい大学に入れ、大企業に就職、公務員は良いわよ、マイホームを持つ、花嫁修行、定職について出世、男子厨房に入らず、早く孫の顔を見せなさい、云々、これから通用するもなんて無いのでは? 平成の次世代に伝える事は、今、自らが、これから勉強をして、実践していくしかないと思うんです。
会社でお勤めの昭和世代、会社経営者の昭和世代、政治に携わっている昭和世代、貯蓄型の我々普通の昭和世代が、投資型へと変わって行く為の勉強を始める事が、日本の政治や経済を少しでも未来型に変えていく、手っ取り早い方法だと思うんです。