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日本語って難しい?:いや、面倒くさい

第2国語を会得するにはその国の文化を理解しなければ100%理解する事が出来ないと思っています。その点では世界の共通語としての英語に関しては、話すというよりは、使うといった感じですので、お互いに英語が母国語以外の第2国語であればコミュニケーションがすごく「楽」なんです。

早い話、いくら英語を話せても、「なんでここでジーザス」っていうかなぁ??と思ってしまうシュチュエーションや、映画館で、なんでここで笑うかなぁ??と不思議な事だらけになるんです。各国ツボが違うのでしょう。わかりやすく言えば、「なんで韓国ってそういう反応するかなぁ」って日本人には理解不能でしょ。まぁ翻訳された情報ならばなおさらだと思うんです。英語で会見されている場合はお決まりのフレーズを使うんので、「ああそう来たのね」って解るんですが、日本のニュース番組だと、日本語でしか入って来ないので、もう韓国って国が全く解らない。韓国人の友人にLINEで聞いたら、「彼らは大抵の場合、国民になんの利益にもならない事をする」的な返答です。こちらは、あなたのコメントを聞きたい訳ではなかったのですが…ミスコミュニケーション。「あぁ〜韓国って面倒くさいなぁ」ってなってしまう訳です。

実はこれって、日本の人間関係にも当てはまるもので、5年以上海外生活していた人と、国内でしか生活した事がない人とでは、全くリレーションシップが違うと感じています。会話に形容が多くて、いったい何が言いたいのかが解らなくなっちゃう人が多すぎです。「その件なら、私は◯◯の集まりに毎月出ているのだが、そこにはそういう事に詳しい優秀な人間が集まるのだが、その中でも飛び切りの人と話ができるので、その人に聞いてみよう」的な人が多いんです。もっとすれば、露骨に「その件ならあなたなんかよりも私の方が詳しい…人を沢山知っているわ」とか言われちゃうんです。「その件」の回答を求めても、変な回答が返っててくる、面倒くさい人達が多すぎです。「その件、わたし苦手だから、今、詳しい友人にLINEした、ちょっと待ってて」が普通ですよね? 第2国語で生活していた人は自国の「良いところ」「悪いところ」を自国だけで暮らしている人よりよく知っているので、コミュニケーションが「楽」なんです。

シルバー世代に多いのかもしれませんが、今の中高年もいずれはそうなるのかと思うと、残念な人と日本語で話すのは本当に難しい。外人さんには理解不能なので、「ねぇ、あなたその件、わかりますか?」ってサクッと他の人に聞いちゃうんですが、そうなるとヤヤコシイ人は怒っちゃうんです。英語を使えるシルバー世代、中高年にはこういったヤヤコシイ人は少ないと思っていますが、兎に角、日本語でのコミュニケーションは難しい。日本人同志でも日本語でのコミュニケーションは難しいのに、海外生活経験もない日本人の中高年が外国人労働者と上手にコニュニケーション取れると思っているのでしょうか? 私のような海外生活経験者のフリーランスをコンサルタントやカウンセラーにおいた方が良いと思います。海外生活経験のあるフリーランスの方はその経験を活かせるチャンスだと思うんです。

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