

会社の経営陣は、会社として何かを提供することで多額の手数料を貰っています。会社に属している会社員の方は正規雇用、非正規雇用問わず、会社からの要望に対して自分の能力を提供することでお給料を貰っています。何れにせよ「何かを提供する」ことでその手数料を貰っているのであれば、「その何かが優れている」か「その何かが手間がかかる」モノやコトであれば多額の手数料が発生する訳です。提供される側は「自分ではできないコト、自分には作れないモノ」や「自分でやると手間がかかるコト、自分で作るには手間がかかるモノ」は手数料をはらって、「出来る人にやってもらう」訳です。
他の人に提供できる「知識」「スキル」「経験」がある人は、その知識やスキルと経験を提供すれば手数料が入る訳ですから、その知識やスキルと経験を効率的に他者に提供するために、「会社に属していた方が効率的な場合」と「フリーランスで提供した方が効率的な場合」があると思うんです。提供できる知識やスキルと経験があっても提供先が自分では開拓できない、提供するための設備が準備できない、ネットを始めとするIT関連のの知識やスキルと経験がない、資金繰りなどの知識やスキルと経験がない、などなど、他の人に提供できる知識やスキルと経験があっても、それを「他人に提供する」となると色々と問題があるのですが、働き方改革によって環境は大きく変わりました。足りない部分はアップデートされたIT関連のハードウェアやAIなどのソフトウェアが助けてくれるので、今までよりも簡単な手続きで提供が出来ます。
◯◯にハマってるんです
他の人に提供できる「知識」「スキル」「経験」が無いと思っている人は、他の人に提供できるス知識やスキルと経験は「汗水たらして一生懸命努力する」ことで得られると思っている場合が多いと思っています。しかし残念なことにこれは大きな間違いで、「汗水たらして一生懸命努力した」くらいでは身につきません。なぜなら「汗水たらして一生懸命努力」している途中で諦めてしまう方が多いからです。しかし「今これにハマっってる」とか「◯◯オタク」とか「◯◯マニア」ってあるコトを追求している人たちで、そのコトを「追求している時」は「汗水たらして一生懸命努力している時」とは思っていないと思うんです。

「今、◯◯にハマってます」っていう状態は自分自身を現していますが、他人から見れば「汗水たらして一生懸命になっている状態」に見える訳です。もっと言えば、同じように「◯◯に中途半端にハマっている人」達からすれば「神」の場合もあると思うんです。確かに、「ハマるモノやハマるコト」にもよるのですが、熱中できて、時間を忘れ、やっていて楽しいコトは集中した状態での継続性があるため、その成果はスピードも実績も人並み以上になる訳です。結果的に自分が熱中出来ることを見つけてハマった方が、人並みはずれた知識やスキルと経験を得られる確率が高いと思うんです。
働き方改革を提唱される時代に、フリーランスとして活動することは、その人の「知識」「スキル」「経験」から生み出される「なんらかの価値」を提供する活動をするということだと思っています。そして「なんらかの価値を提供する」ことで多額の手数料を得ることが出来るようにインフラが整ってきている。今までは個人が団体に属し、団体の一部とならなければなんらかの価値を提供出来なかった。しかし今は、個人でも直接なんらかの価値を提供できると思っています。