

経営不振、ならば売り上げを上げればいい! 目標を上げて、ノルマを上げる。って言うのは簡単ですが、実際のノルマを熟すのは難しいです。勿論、適切なマーケティングで新規市場があれば、その市場向けに商品開発をして、販売すれば良い訳です。しかし、市場が既に飽和している状態では難しい。ならば、新しい発想で市場を開拓してノルマをこなし、目標を達成するしかないと思うんです。
「新しい発想で既存の市場にチャレンジするのか?」「奇抜なアイデアで商品を開発して販売するか?」などなど、苦しんで苦しんで、苦しみ抜くと、「そうかぁその手があったか」といった既存の業界の常識を覆すモノが生まれると思っています。しかし、「掟破り」、「型破り」と「ルール破り」は微妙に違うと思っています。特に「人に迷惑がかかる事」は御法度でしょう。
特に、せっかく築き上げた、多くの人達の信用を、一瞬で無くしてしまうような行為は避けるべきです。現在は長引く経済不況のせいで、それを改ざんしたり、無謀な事をしているであろう政府に対して、少なからず政治不振を招いています。このさきの経済状況にも不安がいっぱいな方も多いでしょう。友人関係、恋愛関係、夫婦関係、労使関係などなど、全て調子の良い時は、多少の事は目をつぶり、ゆる〜い感じで付き合えるのですが、調子が悪くなれば、疑心暗鬼で良好な関係が保てなくなるのが人の常です。政治不振、経済への不安も同じです。関係性が崩れた状態では、お互いに「やって良い事」と「やってはいけない事」の基準が二つ以上になってしまうと思うんです。「あなたが裏切ったから私も裏切る」「やられたら、やり返す、倍返し」が適切にジャッジメントされずに正当化されてしまうと思っています。
次に、「やったモン勝ち」てきな理屈がでて、そう感じた時は、すでに無秩序な関係が成立してしまっている。それでも関係を続けることは、よほど特別な理由がない限りできないと思っています。しかし、不思議な事に、多くの方は、その無秩序な環境に身を置くために、部下、顧客、知人に迷惑がかかる事をしているという不可思議な現状が多々起きています。その不可思議な現状にもかかわらず、体制批判的なニュースばかりが目についてしまいます。このおかしな現状はそうそう長くは続かないと思っています。もっとシンプルに考えて、経営不振は経営改善をすべきで、中間管理職や従業員だけに負担させるモノではないと思っています。