

沖縄から選挙が変わる:衆議院議員補欠選挙
沖縄でまた選挙が行われているようです。知事選挙、県民投票、そして、今度は、玉城デニー沖縄県知事が衆議院議員を辞して沖縄県知事になった事によって沖縄3区衆議院議員新たに選ぶ為の衆議院議員補欠選挙が始まっています。今回も沖縄の米軍基地問題、辺野古移転の問題が選挙の争点になっています。既に2回、民主主義的に「辺野古移設反対」の民意を示した訳ですが、もう一度民意を示す事になる訳ですが、今回の衆議院議員補欠選挙は、移転中止に向けた行動となると思っています。
「基地移転反対派の国会議員が一人増える事」と「基地移転容認派の国会議員が一人増える事」では、反対運動の政治への影響力が大きく変わると思うんです。現状では、政権与党が野党と比較して余りにも強い状況ですから、勢い余って、「民意を無視していると感じられる」事を行なってしまっています。そして、本来ならば「民意を無視していると感じられる」ような行為を与党にさせない様にしなければならない「野党が余りにも弱く纏まらない状況」と感じられる事が大きな問題だと思うんです。

その大きな問題の国会議員を選ぶのは国民なのですが、今回の統一地方選を観ても、「候補が弱い」というイメージがあります。候補が弱いとは、「真剣さに欠けている感じ」「自分の政策に想いが無い感じ」「現状維持で精一杯な感じ」という事です。現状が国民にとって良い状況なのであれば、与党も野党も現状維持に尽力すれば良いのでしょうが、「現状が悪く」良い兆しすら無い状況でならば、与党も野党も的確な政策を打ち出して行くであろうと思っています。
県民の民意を反映させるためには、国会議員をもう少し真剣に選んでいかなければならないと思うんです。日本の民主主義はまだ成熟していないと思っています。成長過程にあるモノは色々な問題を乗り越えて成長していくモノと考えると、今、日本人は、もっと、政治家をシッカリと選ぶ事が必須だと思っています。「選ばれる政治家としての努力を続けていける方が選ばれる選挙」を行う事で、「民意が上手に反映される社会」になると思うんです。アップデートされた国民による、アップデートされた政治家を選ぶ選挙が、暮らしをアップデートさせる基本行為の1つになる事を学ぶ必要があると思うんです。