

トレードもいつもの感じで
最近の市場は、閑散としていて、どうもやりにくいですよね。それでも、ちゃっかりトレードしているのが、トレーダーだと思っています。それに、やりやすい日とかって、結局は無い様な気もします。
要は、仕事がやりやすい日などは、特に存在しないんだろうと思っています。しかし、多かれ少なかれ、仕事には、期限、ノルマが存在するのですから、その期限や目標が、「適切なのか?」、「無茶なのか?」なんだなぁって最近、特に思っています。
組織のルールや組織との契約に納得出来るか、出来ないか? なのでしょうが…トレードをやっていると、「完璧なトレード手法を身につけてから、専業トレーダーとしてやって行く」という考えですと、なかなか上手くいかない事が多いと思うんです。
例えば、外科医が、「完璧なシュミレーターで、完璧な手術が出来た」として、実際の患者さんにメスを入れるのは、「初体験」とかで大丈夫なのか?という理屈です。
トレーダーは実際に大切な自分のお金が、うっかりしてるとミルミルうちに減って行く事を体感して、トレードに対する恐怖やストレスをコントロールしながらトレードしていると思っています。
専業のトレーダーは、トレードに対する恐怖やストレスを自分自身でしっかりとコントロールする上で、「自分に何が足りなくて」、「何が必要なのか」を分析して、その結果出たモノを完璧に準備して、いつもの感じでトレードしていると思うんです。
連勝トレーダー、億トレーダーに聞いても、その手法は、「自分自身に足りなかったモノ」や「自分自身にとって必要だったモノ」を含むモノなので、人それぞれだと思っています。
お仕事も同じように、フリーで働くためには、それ相当の準備が大前提という考え方もありますが、自分自身に足りないモノや自分自身に必要なモノが、フリーランスで働くことで身につくのであれば、「準備万端整ってからスタート」と言うのが正論と言う訳では無いと思うんです。準備万端整ってスタートしても、フリーランス1年生なので、「いつもの感じ」には、そこから、相応の時間がかかるのでしょうから。